◉独立分詞構文+分詞構文を使った表現 (高校)
https://scrapbox.io/files/639ea3c622a8e2001e20d9bc.png
ホームに戻るには左上の Hiro-Eigoをクリック
先生T:分詞構文の特有の表現だ。覚えてしまおう。
彼の訛りから判断して、彼は福島出身かもしれない。
( Judging ) ( from ) his accent, he may be from Fukushima.
率直に言って、 彼のプランはとてもいいね。
(Frankly)(speaking), his plan is very good.
一般的に言えば(全般的に)今年の新入生は出来はいい。
(Generally)(speaking), new students this year are doing well.
彼がほんの8歳だということを考慮すれば、とても上手にできた。
(Given)(that) he is just 8 years old, he has done very well.
天気がよければ、明日、開会式を屋外でできる。
(Weather)(permitting), we can hold an opening ceremony outside.
何もするべきことがなかったので、寝た。
(There)(being) nothing to do, I went to bed.
先生T:Weather permittingと、There being....の2つは、Ving...の前に主語があると考えればいいよ。
生徒S: If (weather) (permits), →Weathr permitting, Because (there ) (was) nothing to do, →There being.....ですか。
先生T:そう。普通、主文の主語と、分詞の前の主語は同じだ。だから分詞の前の主語はわざわざ書かない。ところが、(Weather )(permitting), we can hold an opening ceremony outside.なら、分詞の前の主語 weatherと、主文の主語 we と が違うよね。この場合、分詞の前の主語は 必ず書かないといけないんだ。この、主文とは違った主語が分詞の前に置かれている状態の文を「独立分詞構文 」というんだ。主語が主文に依存していない(=同じでない)から、主文から独立しているというわけさ。
生徒S:でもThereって主語じゃないですよね?
先生T:Thereは文の先頭にあるから、主語みたいな扱いをされているんだ。この擬似的な主語 thereは、主文の主語(ここでは I ) とは違うため書かないといけないんだ。そして次に続く動詞が、beingとなっている。
先生T:他に、独立分詞構文と、時ずれのHaving Vppを組み合わせた難しい分詞構文もある。
( It ) (having) (rained) that night, we could not observe the moon.
その晩、ずっと雨が降っていたので、 月を観察できなかった。
*確か、雨が降るはの主語は Itでした。これはweとは主語が違うので書かないといけない。
*たとえば、夜20時から夜22時までの時点までずっと雨が降っていて、夜22時に観察しようと思った時できなかった。時ずれのhaving Vppである上に、主語が違うので、Itも書いておく。
ただし、あんまりこんな複雑な文はないよね。だからそういうものもあるんだで終わらせよう。